New book新刊案内
ある長寿の記 母百六歳 娘八十四歳
2024年12月03日
帖佐道子(著), 高橋美紀子 (著)
106歳で逝った母と、彼女を在宅で看取った元NHKアナウンサーの娘。二人の赤裸々な介護記録です。
日本の100歳以上の高齢者数は9万5119人(厚労省2024年9月発表)。
ひとはどう生き、どう終わりを迎えるのか?
母が見た景色と娘が感じた想い。
大正6年生まれの母と昭和15年生まれの娘。それぞれの日記が語る最期の時間。
1.本書の構成
第1章
帖佐道子は、幼少期を香港、サイゴン、下関、台湾の基隆、中国厦門のコロンス島で過ごした。多感で自由な少女の生活と心象風景を描いた瑞々しい半生の記録
第2章
老いて尚……! 八十五歳から九十八歳までの道子の日記
第3章
上段は母の九十九歳から百二までの日記、下段は同時期の娘七十七歳から八十歳までの日記
最終章
母の死直前までの娘美紀子の介護日記
2.著者について
帖佐道子(ちょうさ・みちこ)1917年福岡県北九州市生まれ。2024年6月、106歳で死去。
高橋美紀子(たかはし・みきこ)1940年鹿児島県生まれ。横浜市在住。元NHKアナウンサー。67歳より大蔵流狂言の稽古を始め、著書に『狂言十番 私のお稽古手帖』(めでぃあ森)がある。