患者の増加につながる医療機関のブランディングとは?


近年、ブランディングという言葉をよく聞くようになりました。
医療機関の数が増え、患者が病院を選ぶ時代になった今、病院や歯科医院のブランディングは非常に重要です。
どんなブランディングを行えば効果的なのか、患者の増加につながるのか、考えてみましょう。

1ブランディングとは

ブランディングとは、企業のマーケティングにおいて、『ブランド』を形成するために行われる活動です。
活動の目的は、自社の製品を競合他社の製品と差別化し、「○○といえば、あの会社のあの製品」と浸透させることです。
ですから医師や医療機関のブランディングの場合は、「○○の病気なら、あの先生に診てもらうのがいい」「○○が心配な時は、あの病院に行けば安心だ」という意識を患者さん達に広めることが目的になります。

2医師、医療機関のブランディングには、書籍が最適

では医師や医療機関のブランディングには、どのような方法があるのでしょうか。
めでぃあ森では、主に次の3つをご提案しています。

・書籍

最近多くの医師が書籍を出版していることからもわかるように、書籍は大変ブランディング効果の高いメディアです。
以前は本を書くのは、有名な医師が中心でした。
現在では開業して日が浅い先生や、若い先生が次々と出版しています。むしろ知名度が高くない先生の方が書籍によるブランディングを積極的に行っています。
中には、出版した本が話題となり、有名になったという先生もいます。

そしてブランディングを成功させるために重要なのは、書籍の企画です。
患者が求めているものは何なのか。
医師や医療機関からのどんなメッセージが、一番患者に届くのか。
そういった点をしっかりと捉えて、書籍の企画に生かすことが大事です。
また医師の本がたくさん出版されていることを考え、類似の本をとの差別化もポイントになります。

・医療系記念誌

医療機関のブランディングは、患者となる人を集めるためだけのものではありません。
その病院に勤務する医療スタッフのモチベーションアップや、人材募集にも役立ちます。
例えば創立や設立から〇周年に記念として作る記念誌は、勤務する医師や看護師、事務スタッフなどにとっても、特別な一冊になります。
これまで病院で経験したことを振り返ることで、また明日からも患者さんのために頑張って働こうとスタッフ全員の気持ちがまとまるきっかけの1つになるのではないでしょうか。

・コンセプトブック

生活習慣病や喘息、歯周病、白内障など、そのクリニックを受診される患者さんに特に多い病気について小冊子をつくる方法です。
製薬会社等が作成した病気についてのパンフレットを使用している医療機関も多いですが、クリニック独自の冊子を作ることには大きな意義があります。
病気の特徴や治療方法、日常生活で気をつけることなどをわかりやすくまとめた冊子は、患者さんの役に立つと同時に、ブランディング効果が高いものになります。

3情報が溢れている時代だからこそ、書籍は価値がある

「健康や病気に関する情報がWEB上に溢れている今、医師の本は不要なのではないか」と質問されることもあります。
確かにスマートフォンやタブレット、パソコンなどで検索すれば、すぐに様々な情報が手に入ります。しかも無料です。
しかし、インターネットは手軽で大変便利な反面、書かれている内容はほとんどが匿名で、信ぴょう性が疑われるケースもあります。
例えばある病気についての説明は、サイトが違っても書かれている内容は一字一句同じという場合も珍しくありません。
これはコピー&ペーストで、元のサイトの内容が転載されているためです。
それに比べて医師が自分の名前で出版する書籍は、信頼性が高く情報としても大きな価値があるものです。

4まとめ

医療機関や医師が効果的にブランディングを行うためには、書籍が最適です。
めでぃあ森は企画から構成、執筆までトータルにサポートします。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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