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医師の本は、いつ出版するのがいい?

2019年12月09日

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自費出版で後悔しないための8つのポイントを編集者に聞く

本を出そうと決めたら、できるだけベストなタイミングで出版したいですね。
今回は、出版の時期の効果的な選び方についてご紹介します。

1 本が売れるのは、何月?

実は1年の中には、本の売り上げが伸びる時期とあまり売れない月があります。
よく売れるのは、12月から1月にかけての年末年始、新生活が始まる4月、ゴールデンウイークの5月です。
反対に売り上げが落ちるのは、2月や6月。また読書の秋と言われますが、実際には9月、10月
11月は本があまり売れません。
本の出版までには、約半年から8ヶ月のほどかかりますから、逆算して本が売れる時期に発売できるように準備をするのがいいでしょう。

2 医療系の書籍が売れるのは、何月?

医療系の書籍には、一般書と違って注目されやすい時期があります。
会社の健康診断が最も多いのは、5月です。
例えば、血液検査で正常範囲から外れた数値が出る。正常範囲内でも前年度より数値が悪化している。場合よっては、再検査が必要になったり、治療を始めることになる。
つまり身体の状態や健康への関心が高まるのがこの時期なのです。
ですからご自分の専門分野の病気などについての本を出版するなら、5月をおすすめします。

3 医師がすすめるダイエットの本なら、夏前に

ダイエットに関する本は、非常にたくさん発売されていますが、その中でも群を抜いて人気なのが医師のすすめるダイエット法や医師本人が〇キロ痩せたなどの体験談をまとめた本です。
ダイエットに関する情報が溢れている今、読者が求めているのは医学的に正しい痩せ方です。
ダイエットに関する書籍の売上が特に伸び始めるのは、夏が始まる前の5月頃だと言われています。ちょうどこの時期は、雑誌でのダイエット特集も増えてきます。
医師の視点で考えるダイエットの本を出版するなら、この頃がおすすめです。

4 クリニックの開業に合わせて書籍を出版する

どのようにして患者さんを集めるかというのは、新規開業された先生方のほとんどが直面する悩みです。
一般的な集患方法には、広告、ホームページ、口コミなどがありますが、医療機関の広告には法律上の細かいルールがあるため、クリニックの強みや先生の医療や健康についての考え方を充分に伝えることができないのが実情です。
ホームページは、どこのクリニックでも作っているため、差別化が難しくなります。またホームページは専門業者に依頼して作るケースが多いので、更新の度に費用が発生し、予想以上に経費がかかるものです。一方口コミは、最初に受診した患者さん達から徐々に広がっていくので、時間がかかるという難点があります。
そこで最近増えているのが、クリニック開業に合わせて書籍を出版するという方法です。書籍なら先生の専門分野の病気について、患者さんの目線でわかりやすく詳しく説明することができます。また他のクリニックとの違いが患者さんに伝わりにくい一般内科を開業する場合も、書籍なら差別化しやすく、地域の書店に並ぶことで「○○病にも強い医院ができた」ということを多くの方に知ってもらうことができます。

5親のクリニックを引き継いだ時

親子間でクリニックの継承を行った場合は、既存の患者さんがいるため、集客の費用を抑えられることが一般的です。しかし患者さんの中には「新しい院長はどんな人だろう」「長く診てもらっていた前院長の方が安心なのに」と不安になる方も少なくありません。
そこで新院長が専門分野についての健康情報や医療に対する基本的な考え方、患者さんへの思いなどを、書籍として出版するという方法もおすすめです。患者さんの信頼を得て、地域の人に愛される医院としてのブランディングにも、書籍は大変効果的です。

6まとめ

めでぃあ森では、先生方1人1人に出版のベストのタイミングをアドバイスさせていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。

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