医師の自費出版、出版社をどう選ぶ?

本を出版しようと決めたら、まず出版社を決める必要があります。
書籍によるブランディング効果が注目されている今、大手の出版社から自費出版専門の会社まで、多くの会社が自費出版を手がけています。
では医師の場合、その会社の中から何をポイントに出版社を選べばいいのでしょうか。
出版社を選ぶ流れから決め手までご紹介しますので、どうぞご参考になさってください。

1出版社の候補を数社選ぶ

インターネットで検索すると、医師の自費出版に対応している出版社が見つかります。
その中からまず数社候補を選んでください。
出版社のホームページには、各社がこれまでに出版した書籍が掲載されています。
それを参考にして、医療系の書籍に強い出版社を選びましょう。

2書籍出版の費用について確認する

自費出版の場合、費用は著者が支払うことになります。
本を出版したいと考えている先生方にも、想定している予算があるでしょう。
候補に選んだ数社と連絡を取り、見積もりを提示してもらいましょう。
費用の違いは、主に次のような点によって生じます。

①大手出版社は費用が高め

ネームバリューがあり、大手出版社ならではのサポートが受けられるケースもありますが、大手出版社は自費出版専門の出版社より費用が高めになります。
「こういったサポートを受けたい」という希望を伝えれば、自費出版専門の出版社で大手出版社と同じようなサポートを割安に受けられる場合もあります。

②原稿・イラスト等の状態

原稿を自分で書くか、ライターに依頼するかによっても費用は変わってきます。
自分で用意した原稿をライターや編集者に手直してもらう場合は、自費出版専門の出版社の方が融通がきくことが多いようです。
またイラスト等を挿入する場合、著者の方で用意できればその分の費用はかかりませんが、新たにイラストレーターに発注する場合は別途費用が必要になります。

③出版後の広告についての対応

出版後、どんな広告を行うかでも費用は変わってきます。
新刊の広告と言えば、新聞広告ですが、医療系書籍の場合、新聞広告は費用対効果が必ずしも優れているとは言えません。
広告は、出版の目的に合わせて選ぶことをおすすめします。
例えば、集患、増患が目的なら、新聞広告より地域の書店へのアプローチの方が効果的になります。
そういったきめ細かな対応は、自費出版専門の出版社の方が優れています。
広告を行うかどうかではなく、最適な広告を提案してくれる出版社がいいでしょう。

3自費出版について実績がある編集者がいるか

出版に関する費用を出版社が負担する商業出版は、本の内容について出版社が主導権を持つことが多くなります。
その点自費出版は、著者が読者に伝えたいことを自由に書けるというメリットがあります。
しかしそのメリットにも、実は注意が必要です。
「費用を自分で出して出版するのだから、自分が伝えたいことをすべて書いてほしい」という先生もいらっしゃいます。
しかし「著者が書きたいこと」が、「読者が知りたいこと」や「ブランディング効果があるもの」と必ずしも一致するとは限りません。
これらをどう擦り合わせるかで問われるのが、編集者の力量です。
著者と二人三脚で著者の思いを生かしながら、読者が手にとってよかったと感じる書籍を作ることが、効果的なブランディングにつながります。

4まとめ

医療系出版において、編集者が果たす役割は非常に重要です。
出版社の候補を数社選んだ後は、見積もりに加え、担当編集者の実績や書籍に対する考え方を確認しましょう。
めでぃあ森では、日本自費出版文化賞入賞作品https://mediamori.com/interview/の編集者が担当し、貴クリニックだけの1冊を作ります。
どうぞお気軽にご相談ください。

結論→編集者の力で選ぶ

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